以前壁に飾る絵手ぬぐいのことを日記に書いたのですが、
本日は日常的に使う方の手ぬぐいの話を書こうと思います。
先日娘の幼稚園でスイカ割りの目隠しに使うため、
手ぬぐいを持ってくるように言われました。
手ぬぐいって普段あんまりお家に置いてないですよね?
だから手ぬぐいを用意してって言われてもちょっとだけ「えっ手ぬぐい?」ってなるかもしれません。
ただ、最近は100均にも可愛い手ぬぐいがたくさん売られているのですぐに用意することができますね。
ここ近年の私は和に目覚めていたので
田舎に帰った際にたくさんの手ぬぐいをもらってきていたのです。
使わないで置きっぱなしになっているのならくださいなと言って。
その中のひとつがこれです。
皆さんこんな感じの手ぬぐいを見たことはありますか?
どこかの商店の名前入りです。
きっとずいぶんと前に近くのお店からもらったんでしょうね。
今だったらタオルバージョンで配られるようなものですよね。
粗品タオルならぬ粗品手ぬぐいです。
昔は手ぬぐいが一般的だったのかしら。
お店の名前を手ぬぐいに入れるなんてタオルよりコストがかかりそうだし、
実際お金がかかっていそうだなーなんて現実的なことを考えてしまう無粋な私(^_^;)
とにかく豆絞りの柄がお祭りっぽいし古めかしいのもあって、
とりあえずこれを使っちゃえと娘に持たせたのですが、
よくよく見ると逆に今どき珍しいデザインというか何となく懐かしさもあって
愛おしい気持ちになってしまいました。
ここで使い方を調べてみました。
〝手ぬぐいを育てる〟 とのキーワードに注目しました。
育てるってなあに?
手ぬぐいは洗う時に洗剤などは使わず水やぬるま湯で洗うもの。
それを繰り返しているとそのうちふわふわになっていくのだそう。
そして端っこが糸でほつれるのだけど、それをはさみで切っているうちに糸は出なくなるんですって。
そうしているうちに使いやすい手ぬぐいに成長していくらしいです。
何だか育つ過程も愛らしい。
とにかくこれを持ち歩いて普段使いしたくなりました。
実際洗ってみました。
洗剤は使わず水だけで洗うので簡単だし、今は夏なので乾きがすごく早いです!
薄い生地なので冬でも早そうですけどね。
よしよしこれからうんと育てていってあげよう。
ふわふわに育てることができたらまた報告させていただきたいと思います。