子どもと2人きりでの食事メニューを考える時、私には何にも思い浮かばないことが良くあります。
子どもの方もまだ大人が美味しいと思うものを好む訳でもなく、手の込んだものを作ったなら作ったで結局食べてくれなかったりすことも多々あります。
よく聞く話で自分の作った手作りのおにぎりは食べないのに、コンビニで買ったおにぎりはなぜか食べると言うもの。
あるあるです。
けっきょく食べてくれないかもなんて思うと作る気なんかしないのです。
で、その日の夕食の時間のことです。
冷蔵庫にあるもので食べられそうなものをチェックします。
すると唐揚げの残り(メイン)、それにご飯と(主食)はある。
あとは野菜とかどうしよう。
きゅうりとトマトがある。
きゅうりはスティック状にしたらまあまあ食べるか。
トマトは切っても食べないかも。
何か他にいい調理方法とかないかなあ。
サラダとか絶対食べないし。
そこで私の頭に浮かんだアレ。
夏に見かけたことのあるアレ!
これであります。
急にひらめいてこれを再現してみることにしました。
そんな難しいことはありません。
ボールに水と氷を入れて
きゅうりとトマトを浸すだけ!
テーブルに出した途端に娘の輝く目。
何これ何これ連呼です。
テンションが上がって嬉しそうです。
これから何が始まるの?って期待感があるみたい。
娘は氷と水を触りたがります。
ビチャビチャにしないならいいよー。
うわー冷たくて気持ちいいね!
なんて言いながらまな板と包丁をテーブルに持って来て、
きゅうりとトマトを取り出して、
娘の目の前で切ってみせます。
まじまじとみている娘。
切ったきゅうりとトマトをお皿に取り分けていよいよ食べます。
「いただきまーす。」
娘パクパク食べ始めます。
あ、最近食べなくなってたトマトも食べてる。
私も食べてみる。
冷たくなってて案外美味しい。
娘はきゅうりもトマトもいつも以上に良く食べてくれました。
けっきょくこの日はこちらがメインの食事になってしまいました。
すごい手抜きといえば手抜きなんですが、
思わず子どもに野菜を食べたい気持ちにさせる演出ができました。
目新しさが良かったかな。
私もちょっと楽しかったし、きゅうりもトマトもいつも以上に美味しく感じました。
今度は違う切り方をしたり丸かじりしたり、マヨネーズやら味噌やらつけて食べ比べしてみようかな。
果物にしてデザートバージョンにしてもいいかも。
そうめんを入れてつつきあっても楽しそう。
色々アレンジできそうでワクワクしてきます。
ちょっっとだけ盛り上がりますので、メニューが何も思いつかない夏のお食事時にぜひやってみませんか?