私は大人になってから茶道を習い始めました。
夫の転勤を期に時間を持て余していたということもあったのですが
何かひとつ自分の中にピシッと軸を通したい気持ちにかられたからでした。
習い始めたのはまだ5~6年くらい前のことです。
そしてこの間に出産と育児があったので少しブランクがあります。
茶道を習い始めた頃
作法とかしきたりとか初めて見聞きすることばかりで新鮮でした。
(今でも新しく教わることがいっぱいあって常に新鮮ですが。)
お茶を学んでいるうちに、そこから派生して改めて知った日本の文化がたくさんありました。
と言うか、自分の国のこととは言え知らないことばかりでお恥ずかしい限り(^^;)
今まで茶道や華道みたいな日本の伝統文化に縁も無ければ、
関心も無く過ごしてきました。
もちろん日本のことについてもです。
茶道をきっかけに、
今までは自分の外見や他人のこととか海外のことなど外の方ばかり向いていて(これも大切なんですけど)、
内面や自分の国のこと・・・基本的なこととでも言うのか、
そう言う部分に目を向けていなかったことに気がついたのでした。
私には大人になるまで茶道に携わる機会はなかったのですが、
周りの人に聞いてみると関わりがあった人達はわりといるようで、
- 子供の頃近所の教室に通っていた
- 中学、高校で部活に入っていた
- 会社のサークルに入っていた
- 自分はやってないけど祖母や母や親せきの人がやっていた
などなど。
その他、昔は大学(短大か女子大か等は不明)でも茶道を教えていて
単位が取得できていたとの話も聞くことができました。
以前はもう少し身近にあったものだったのでしょうね、たぶん。
そんな茶道ではあるのですが、現在私は覚えるのにだいぶ苦労しております。
茶道自体の奥深さや幅の広さもさることながら、
やっぱり身につけるんだったら若いうちが良かったなあと。
せめて娘にはいろんなことを吸収できる年齢のうちに、
できれば小学校くらいからでも習って欲しい。
基本的な日本の礼儀作法だけでも知って欲しいのです(私が教えられないから)。
本格的に学ぼうとするとすごくお金がかかるので、
本音を言えば学校の必修授業にして欲しいくらいです・・・。
無理ですよねー。
えぇ、わかっていますとも。
とにかく習い事のひとつとして、
いつか通えるようタイミングをみていきたいと思います。
ちなみに娘にお抹茶をすすめると喜んでぐびぐび飲んでおります。