答えはススキです。
近所のは今こんな感じです。
あんなに暑い夏だったのにいつのまにか季節が変わってきましたね。
ところで先日久しぶりに茶道のお稽古に行きました。
お茶室には季節に応じた花が飾られるのですが
今回生けてあったのはこの花たちでした⬇︎
この時、先生にススキの別名が尾花だと教えていただきました。
ススキの穂が馬の尾に似ていることに由来するそうです。
実はつい最近、違うところで尾花という名前を耳にしたばかりだったので
あぁ、あれってそうだったのか!と合点してしまいました。
それは最近BOOKOFFで見つけて買ってきた、
4歳の娘のお気に入りのかるたにありました。
こちらの物です。
これはEテレの「にほんごであそぼ」と言う番組の
『絵合わせ百人一首』と言うワンコーナーに出てくるかるたを商品化したものです。
このかるたは小倉百人一首を引用しているのですが、下の句の札にも絵が描いてあっ
て上の句の札の絵と合わせて短歌と絵を完成させて遊びます。
その中に『幽霊の正体見たり枯れ尾花』と言うことわざが出てきます。
怖いと思っていると、何でもないものまで怖く見えてくると言う意味です。
この枯れ尾花ってススキのことだったのか。
かるたの絵柄をよく見ると、それっぽいのがちゃんと描いてあるし(^^;)
特に深く考えていなかったです。
娘はEテレのその番組を見ていたのでかるたを見た途端欲しがりました。
でもまだ4歳になったばかりだし
こんな小難しそうなの楽しめるんかいなと思ったのですが(すいません)、
今現在は文字を読むと言うより絵柄を合わせて遊んでいて、
それで充分に楽しんでいます。
私が読み上げる短歌のフレーズと絵を一致させて暗記しているようです。
よっぽど気に入ったのか朝起きてきてすぐに私や夫をかるたに誘ってきます。
朝から何回か付き合いました・・・。
とにかく最初は知らない短歌ばかりでちんぷんかんぷんなのですが、
かるたをする回数を重ねるとちょっとずつ覚えてきて、
大人でも楽しめるし知識が増えるし買ってよかったと思いました。
ちなみにわが家が購入したかるたは中古なだけにモデルが古かったようです。
最新版は『にほんごであそぼ 絵合わせ百人一首 上(かみ)、下(しも)』に
リニューアルされているそうです。
娘には今度ススキを見かけたら尾花のことを教えたいと思います。