今日から7月ですね。
今回は日本のことがらについて書こうと思います。
今日7月1日は山開きの日なのだそうです。
1日の富士山の山開きを皮切りに、全国各地で山開きが始まります。
山開きとは、お坊さんや修行する人たちしか入ることができない聖地とされていた山に
一般の人も夏の一定の間だけ入山が許される期間が始まることです。
今富士山の登山は人気ですから、
この日を楽しみにしている人はたくさんいらっしゃることでしょうね。
またこの日は川開きの日でもあるそうです。
川開きは川辺での夕涼みや舟遊びの開始日です。
納涼はじめを祝う行事の意味でもあります。
その昔、屋形船や伝馬船(てんません)が川を埋めて、
川の両岸にはたくさんの人が集まって、
花火も打ち上げられて、それは賑やかな納涼祭りが行われていたとのこと。
山開きも川開きも約2か月間の期間になります。
海開きはこれにならって比較的近年になって登場したのだそうです。
いわゆる国民の祝日ではないのですが、
川開きの楽しそうな感じは体感してみたいなあと思いました ^^
今回この暦のことを調べていて、
日本は山も川もたくさんあって、しかも身近で
そこで安全に楽しめるよう期間を設けたりお祭りしたり
それを先人たちが伝えてきてくださったことと、
その創意工夫に改めて尊敬と感謝の気持ちを持ちました。
ですが、今年のこの日は全国的に梅雨入りしていて大雨の地域があり心配しています。
無事に梅雨が明けた暁には、
思い切りなおかつ安全に夏を楽しめることを祈っています。