娘の幼稚園が夏休みに入って
母子で田舎の実家で過ごし始めて20日以上が過ぎました。
もうずいぶん長いこと自宅から離れて過ごしました。
そんな自宅に一人残してきている夫とは
もともと実家の両親と孫の会話用に用意したアイパッドのフェイスタイムで
娘との会話用に使われているのですが
その2人が話している時に娘が夫に
と言うようになりまして。
(夫の胸にも何がグサッと刺さったでしょうね・・・。)
そんなこと言うようになったんだなあと思うとともに、
やっぱりそろそろ娘も夫も会えなくて寂しいよねえと私も感じており・・・。
でもすぐに会いに行ける距離でもないしまだ夏休みは残っているのよね。
どうしたものかなあとは思いつつ
今日段ボールの空き箱に娘とクレヨンで落書きをして遊んでいる時に
何気なく娘の似顔絵を描いてみました。
口の部分はもともと空いていた穴です。
こんな形の段ボールですから頭にかぶったりするといいかなーなんて
思っていた私です。
だけど娘は段ボールの自分に話しかけてみたり
歯磨きごっこをしたりし始めました。
そうきましたか。
反応が予想外で面白い!
そこでもうひとつ夫の似顔絵も描いてみました。
すると
「おとうさん!」
と、まるで本物の夫に会ったかの如く話しかけ始めました。
「おとうさんにあいたいの。」
「ひこうきにのって、ばすにのっていくからね。」
「またあそぼうね。」
相手は段ボールなのに・・・!
だけどその姿に、可愛いさと切ない気持ちが入り混じりました。
そしてもうひとつに娘が私の似顔絵も描いてくれて3人家族が揃いました。
その3人をピッタリとくっつけてくれました。
その後ずっと3つを持ち歩いて話しかけていました。
娘曰く「おうちにもってかえる。」そうです。
自宅でも作れそうだけど、まあいいか。
とにかく素材は段ボールとクレヨンだけの簡単なお父さん影武者だけど、
娘がちょっと癒されたみたいで良かったです。
ところでお年寄りに対して赤ちゃん人形を使って癒しを促す
ドールセラピーなるものがあるそうですが、
今回のことで子どもに対してもあってもいいのかも・・・と思いました。
今回の似顔絵段ボールは子供版ドールセラピーだったのかも。
そう言えばまだフェイスタイムを導入していなかった時は
夫の写真を毎日見せていたんだっけなあ。
それはセラピーとはちょっと違うかしら?
それにしても、
もうすぐ4歳の子供の感性って何だか素敵じゃないですか?(のろけかな?)