社会性と道徳性のちがいって?
社会性はまわりとスムーズに関わることができる能力。
外から見えやすいのが特徴。
このスキルがあると人と良好な関係が築けるので生活面で生きやすくなる。
道徳性は善悪を自分で判断できる能力。
外からは見えにくいのが特徴。
このスキルがあると自分自身との良好な関係が築けるので自分に自信をもって生きやすくなる。
道徳性があると誇りが持てる
欲しいものがあっても普通は盗らない。
それって
・警察に捕まるから、親に怒られるから等の理由で盗らない(社会性:他者目線)
・悪いことだから盗らない(道徳性:自分目線)
主にふた通りの考え方で理性を働かせている。
でもいつも他者目線で善悪を判断するって言うのはビクビクしたものを感じない?
自分が自分じゃないというか。
自分目線で判断できる能力があると、決断に誇りが持てる。
道徳性は自然には身につかない
私は以前、普通に生きてたら道徳って自然に身につくものだと思ってた。
だけど誰にも教わらないと知らないまま大人になってしまうんだ。
ゴミだってポイポイその辺に捨てちゃうかも。
教われなかっただけなのに躾がなってないとか思われたら悲しい。
だから皆が同じように学べるチャンスはあった方がいい。
昔は道徳にも専任の教師がいたくらい重要な教科だったんだって。
そんな専門家がいない現代で、教科書だけから学ぼうとするのは難しいことなのかもしれない。
結び
社会性と道徳性ってちょっと似ていて同じものかなと思ってしまっていた。
だけど私は子供の心理学を学んだり道徳観を持っているメンターの話を聞いたりして違いに気づいていったよ。
そして今も道徳性を保つためにそんなことを続けてる。
少しずつ自分自身に自信とか誇りとかそう言うものが積みあがっていってるのを感じてる。
こういう事、皆でやっていけたらいいな。
きっと今より生きやすく感じられるようになっていくと思うんだ。